兵庫県丹波市の野鳥愛好家、横谷敏郎さん(70)が、自宅近くの田んぼに飛来していたコウノトリが餌のイナゴを捕食するシーンを撮影した。
カメラを携えて散歩をしていたところ、田んぼで餌をついばむ巨大な鳥の存在に気が付いた。
すかさず100―400ミリの望遠ズームレンズを向け、撮影。イナゴを口の中に放り込む瞬間を見事にとらえた。
横谷さんは、「コウノトリは大きくて美しいので存在感がある。良い写真が撮れてよかった」とほほ笑んでいる。
足環情報をもとに同県立コウノトリの郷公園のホームページから個体を識別してみたところ、2020年3月23日生まれで、同年6月5日に同県豊岡市森井巣塔から巣立ちした雄(J0277)だと分かった。