兵庫県丹波篠山市とプエルトリコの東京2020パラリンピック・ホストタウン事業で28日、市立篠山小学校の6年生とプエルトリコのパラ柔道代表選手らがオンラインで交流した。新型コロナ禍の影響で実際に顔を合わすことはなかったものの、結んだ縁を大切に互いのことを語り合い、最後は「グラシアス!(スペイン語でありがとう)」と声を掛け合った。
児童やルイス・ハブディエル・ペレス選手(35)らが画面越しに交流した。生まれつき目が見えないルイス選手。東京パラでは予選で敗退したものの、「次の大会でも代表になり、メダルを獲ることがこれからの夢」と意気込んだ。日本が大好きというペレス選手は児童たちから、好きな食べ物を問われ、「寿司、刺身、おにぎり―。日本の食べ物は何でも好き」とほほ笑んだ。