兵庫県丹波篠山市の「丹波並木道中央公園」で10月1日まで、ヤギによる除草効果の実験が行われている。同公園を含む4カ所で順次、ヤギ2頭が飼われ、労力の軽減や環境面へのメリットなどを調査する。
淡路景観園芸学校インストラクター、講師、兵庫県公園緑地課の3人でつくる「ヤギ除草研究会」が、除草の労力や費用の低減の度合いのほか、草刈り機の不使用、ふんの堆肥利用など環境面でのメリットを調べる。
8月25日―9月7日は有馬富士公園(同県三田市)、9月7―16日は三田祥雲館高校(同)で実施。10月1―15日は加古川下流浄化センター(同県加古川市)でも行う。
丹波並木道中央公園は、「期間中はヤギが草を食べている様子が園路から見られますよ」と話している。