兵庫県丹波市の本庄直樹さん(56)がこのほど、稲刈り中の田んぼで赤地に黒の模様が入ったヘビを見つけ、スマートフォンで撮影した。「見たことのないヘビで、誰かが飼っている外来種が逃げ出したのではないか。これは大ごと」と、警察に届けるために仲間と捕獲を試みるも、取り逃がしてしまった。
近くに住む元中学理科教師に「赤いヘビ」の話をしたところ、元教師も「そんなヘビは見たことがない」と興味を持ち、1週間ほどかけてネットで調べ、「これじゃないか」と見せられたネット上の画像が、スマホに保存していた画像と一致。在来種の無毒のヘビ「ジムグリ」と判明した。
頭部の黒模様がV字型をしている特徴に「間違いない」と確信。「在来種で良かった。ほっとした。それにしても、身近にこんな生き物がいたなんて」と驚いていた。