兵庫県丹波篠山市の多紀小学校1年生の児童25人が12日、同校の畑で、授業で育ててきたサツマイモを収穫した。成長した大きなサツマイモが土の中から顔をのぞかせると「でっか~!」と驚いていた。
生活科の授業の一環で栽培。5月に苗を植えた後、水やりや草引きなどの世話を行い、収穫日を待ちわびながら、成長過程を見守ってきた。
児童たちは、スコップを片手に、ツルを懸命にかきわけながら、土の中に埋まる〝お宝〟を掘り当てていった。形も大きさもさまざまな約150個を収穫。学校の玄関先に並べ、「食うならこれとこれ」と吟味したり、「どっちの方が大きい?」と比較したりしていた。
男子児童は「育ててきたサツマイモがこんなに大きくなっていてうれしい。食べるのが楽しみ」と笑顔だった。