兵庫県丹波市柏原町の城下町で、バラの秋期の開花が始まった。旧町花のバラを広めようと、「かいバラ友の会」が世話している庭。天高い秋空のもと、さわやかな香りを漂わせている。
ピンク、黄、赤、白などさまざまな色があり、八重、大輪など形もいろいろ。まちの人や観光客の目を楽しませている。
同会は、町内7カ所に約100種、計1200本のバラを植えて管理している。荻野敦代表によると、毎年、5―7月と、10月中ごろから11月末ごろまで咲くという。
秋の開花が始まったところで、本町交差点そばの庭を通りがかった20代の市内の女性は「いろいろな色があってきれいですね」とほほ笑んでいた。