「やっと見れた」「久しぶり」 古刹で紅葉見ごろ 仏もうっとり

2021.11.11
地域観光

真っ赤にもえるオオモミジを見上げ、「やっと見れた」と喜ぶデイサービス利用者ら=2021年11月11日午後2時8分、兵庫県丹波篠山市味間奥で

兵庫県丹波篠山市味間奥の古刹「大国寺」の境内にあるモミジが見ごろを迎えた。コロナ禍が落ち着きを見せていることもあって、紅葉狩りの参拝者でにぎわいを見せている。

国重要文化財の本堂前にそびえるオオモミジは樹齢250年と伝わる。足元には愛らしい姿の仏像が横たわり、訪れた人々に優しい笑みを向けている。

笑みを浮かべながら横たわる仏像もうっとりと紅葉を楽しんでいるかのよう=2021年11月11日午後2時2分、兵庫県丹波篠山市味間奥で

訪れている人々の中には、市内にある福祉施設「和寿園デイサービスセンター」の利用者の姿も。コロナ禍で外出を自粛しており、2年ぶりの紅葉狩りとなった。利用者らは、美しい紅葉にため息を漏らしながら、「きれいやなぁ」「やっと見れた」「久しぶりやわ」と笑顔をはじけさせていた。

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