葉が落ちた桜の木にとまったジョウビタキ。冬を告げる鳥として知られる=2021年11月7日午後4時35分、兵庫県丹波篠山市内で
二十四節気の一つ「立冬」を迎えた7日、兵庫県丹波篠山市内で冬の渡り鳥「ジョウビタキ」を撮影した。日中は小春日和の暖かな一日となったが、小さな鳥が今年も冬の訪れを告げてくれる。
ジョウビタキは全長15センチでスズメほどの大きさ。オスが頭が銀白色、顔が黒色、腹は赤茶色。積雪の少ない土地で越冬することから、冬の風物詩として知られている。
葉が落ちた桜の木にとまったジョウビタキは、「ヒッ、ヒッ」と甲高い鳴き声を上げる。まるで、里山に「冬が来たよ」と知らせているかのようだった。