兵庫県丹波市立看護専門学校の第7回卒業式が4日、同校であり、39人が学び舎を後にした。18人が県立丹波医療センター、1人が香良病院と、卒業生のうち約半数が丹波市内で、3人が丹波篠山市内で就職が決まっている。
新型コロナウイルスの影響で、実習受け入れ先が限られ、期間も短縮されて校内実習に置き換わるなどの影響を受けながら、支え合って学んだ。足立育子校長は式辞で、「よく努力し、頑張った」とねぎらい、「患者の心に寄り添う気持ちを持ち、夢を描き、医療人として大きく、大きく羽ばたいて」と激励した。
卒業生代表の今次龍世さん(21)は答辞で、例年通りの実習にならなかったことでかえって「考える力が付いた」と述べた。
由良陽郁さん(29)が同校に卒業記念の備品を贈り、弓岡愛和さん(21)が皆勤賞表彰を受けた。
4月から増床する県立丹波医療センターの採用が多かった。