18歳を迎えたミニチュアダックスフンドの3きょうだい＝兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市今田町の斎藤雅春さん（78）優子さん（73）夫婦が飼っているミニチュアダックスフンドのレトロ（雄）、サラン、マーチ（共に雌）の3きょうだいが18歳を迎えた。人に換算すると、90歳を超える長寿、しかも、みな元気。斎藤さん夫婦は「自宅の広々としたドッグランで遊び、好きな肉をたくさん食べているから、ストレスがないのかも」と話している。

昨年10月、17歳を迎える犬が対象の「長寿犬表彰」を市から受けた。夫婦は「18歳を迎えられるかどうか心配していた」が、自然に囲まれた自宅に併設の約200平方メートルのドッグランで元気に遊ばせ、ドッグフードは少なめにして、薄味にして食べさせることで元気を保っているという。

見晴らしが良く、ドッグランが整備できる土地を県内中で探し、約10年前に同県高砂市から移住。「移住前もいろんな犬種を飼ってきたが、最高齢は14歳だった。ここは環境がいいのか、3きょうだい揃って19歳を迎えられたら」と優しく見守っていた。