兵庫県丹波市山南町谷川の古刹、常勝寺の境内でサトイモ科の多年草、マムシグサがあちらこちらに生えている。鎌首をもたげたヘビを連想させる仏炎苞(ぶつえんほう)と、暗紫色と白色のストライプ模様が異彩を放つ。その周囲にはカワトンボが多数見られ、マムシグサを“止まり木”に、時折ふわりと舞い上がっては、小さな羽虫を巧みに捕えていた。
新緑がまぶしい境内の木々のこずえではオオルリやキビタキがにぎやかなさえずりを響かせている。深い森に囲まれた丹波の古刹はこの時期、林床もにぎやか。
兵庫県丹波市山南町谷川の古刹、常勝寺の境内でサトイモ科の多年草、マムシグサがあちらこちらに生えている。鎌首をもたげたヘビを連想させる仏炎苞(ぶつえんほう)と、暗紫色と白色のストライプ模様が異彩を放つ。その周囲にはカワトンボが多数見られ、マムシグサを“止まり木”に、時折ふわりと舞い上がっては、小さな羽虫を巧みに捕えていた。
新緑がまぶしい境内の木々のこずえではオオルリやキビタキがにぎやかなさえずりを響かせている。深い森に囲まれた丹波の古刹はこの時期、林床もにぎやか。