5月初旬、兵庫県丹波篠山市の田んぼで野鳥「ケリ」のヒナがちょこちょこと歩き回っているという話題を配信したところ、多くの反響があり、「元気に育って」などと温かいコメントも頂いた。その後、再び訪れてみると、あれ? 親鳥が3羽?
前回撮影した時は、親鳥が畔の両側に陣取り、けたたましい鳴き声を上げながら外敵を威嚇していた。この日、畔にいた3羽目は、親鳥かと見間違えそうな大きさに成長したヒナだ。
さらに畑の中にもう1羽、ひょっこりとヒナが顔を出した。前回も2羽のヒナを確認していたので、とも無事に育ったようだ。
幼綿羽に覆われ、モフモフとした印象だったヒナ。今ではずいぶんとスマートになった。自然界で生きる動物たちのたくましさに感嘆しながら、「来年はこのヒナたちに威嚇されるかも」とほほ笑ましくなった。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)