10日から16日は「愛鳥週間」。身近な野鳥を大切にし、守っていこうという思いが込められている。
バードウィークの始まりに、兵庫県丹波篠山市内の森の中で出会ったのは、「コサメビタキ」。全長13センチでスズメより小さい。
音もなく木の枝にちょこんと降り立つと、カメラに気が付いたのか、大きな目をきょろっと向けながら振り返る。何とも愛らしい姿だが、県内では存続基盤が脆弱として、県版レッドデータブックで「Cランク」に指定されている。
改めて思う。動物園も良いが、自分が暮らす身近な世界にもたくさんの動物たちが生き、その姿は私たちを楽しませてくれる。彼らのためにも、私たちのためにも守っていきたい。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)