兵庫県丹波篠山市の西紀南小学校2、5年生の28人と西紀みなみ幼稚園の園児41人が、近くの「丹波たぶち農場」(同市口阪本)を訪れ、イチゴ狩りを体験した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶり。子どもたちは「めっちゃ甘い」と言いながら、夢中でイチゴを頬張っていた。
イチゴ狩りは、地域の良さを知ってもらい、児童と園児同士が交流する機会にと、10年ほど前から継続して行っている。
子どもたちは、マスクを着け、手指を消毒してから、イチゴを栽培しているビニールハウス内に入った。「めっちゃでっかい」と歓声を上げながらはさみで切っていき、収穫したイチゴはハウスの外で食べた。
25個を食べたという男子児童(5年)は「甘みと酸味のバランスが良く、癖になる味だった」と、“食レポ”。別の男子児童(同)は「色や(表面の)しわしわで味に違いがあった」と話していた。