幸せ運ぶ? 長さ2㍍近いヘビの抜け殻発見 2年続けて同じ場所で

2022.08.24
地域自然

2メートル近いヘビの抜け殻をまじまじと見つめる幸廣さんと、孫の男の子=兵庫県丹波篠山市立町で

兵庫県丹波篠山市立町の山田幸廣さん(72)が、自宅から2キロほど離れた所にある倉庫で、長さ2メートル近いヘビの抜け殻を見つけた。昨夏にも同じ倉庫で同様の大きさのヘビの抜け殻を見つけていた。幸廣さんは「おそらくアオダイショウだろう。信じられない大きさ。すみ着いているのかな」と話している。

倉庫には、幸廣さんの父・寿男さんが15年ほど前まで営んでいた大衆食堂「やまだ」で使っていた道具などを保管している。

今月上旬、幸廣さんが枯れ草を処理しようと、娘の千佳さん、孫の2人と共に倉庫へ足を運んだ。シャッターを開けると、驚くほど長いヘビの抜け殻が目に入った。「『今年もか』と思った。去年より太くなっている気がする」と幸廣さん。

幸廣さんの妻、美代子さん(67)は、この倉庫で、抜け殻の主とみられるヘビと対面したことがあるという。「とぐろを巻いてシャッターにもたれかかっていた。嫌いでかなん」と苦笑する。

幸廣さんの孫で、徳島県で暮らす小学3年生の男の子は「家で見たことがある抜け殻の2倍ぐらい大きかった。びっくりした」と驚いていた。

ヘビの抜け殻は金運向上などの福をもたらすとされる。幸廣さんは「特に変わったことは起きていない」と笑いつつ、「娘が孫を連れてしょっちゅう帰省してくれる。幸せ。こうして平和な人生を送れているのは、ヘビのおかげかも」と感謝していた。

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