兵庫県丹波篠山市内で稲刈りシーズンが本番を迎えている。たわわに実った「黄金の稲穂」がコンバインで次々と刈り取られていく、初秋ならではの光景が見られる。
約60ヘクタールでコメを栽培している「丹波篠山大内農場」(同市今田町本荘)では、8月29日からコシヒカリの稲刈りをスタートした。
同農場代表取締役の大内正博さん(41)は「今年は天気が良い日が多く、定期的に雨が降ってくれた。もみの量が多く、出来は良い」と話していた。
コメの市況調査会社「米穀データバンク」は、2022年産のコメの全国の作況指数(平年値100)を「平年並み」の101と予測している。兵庫県の指数は100。