「幸せを運ぶ鳥」として知られるコウノトリが、兵庫県丹波篠山市佐貫谷に飛来した。住民によると、同集落にコウノトリがやってきたのは初めてという。
同集落に住む男性は「地元の包谷池で生態調査をした時、池の水を抜いた。餌となるカエルやタニシなどが、水路や田んぼに流れたのが関係しているのかも」と話し、「餌場をよお知ってるんやなあ」と感心していた。
スマートフォンで写真に収めていた女性(88)は「(同市特産の)黒枝豆販売解禁のお祝いに来てくれたのかな」と笑い、「5月から足を悪くしていたけれど、コウノトリに元気をもらった」と顔をほころばせた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)