里不作で山豊作? 先人の教えでマツタケ5本ゲット 思わぬ上物「ラッキー」

2022.10.18
地域自然

先人の教えで男性が収穫した丹波松茸=兵庫県丹波市内で

「『里が不作な年は山が豊作』と聞いたのを思い出し」、兵庫県丹波市内の70歳代の男性が、かつての自治会の入札山で上物の丹波松茸5本を採取し、市内の料理店に持ち込んだ。思わぬ収穫に「ラッキー」と喜んでいる。

以前は村で入札が行われていたが、生えないために入札が低調になり、近年、廃止になっていた。カキやユズのなりが悪いのを見て、先人の教えを思い出した。以前、落札したことがある場所を訪れると、生えていた。鹿が笠をかじったものも1本あった。

松茸を手にするのは、4、5年ぶり。今シーズン通算で7本目。「時間を置いて、もう1度行きたい」とにんまり。

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