2本が抱き合うようにからまったゴボウが、兵庫県丹波市氷上町長野の田んぼで収穫された。長さ約50センチの葉側から15センチほどの所でねじったようにもつれ、その後、真っすぐ下に伸びている。掘った人たちは「固い絆で結ばれた夫婦のよう。『いい夫婦の日』(11月22日)の前に、面白いものが取れた」と笑っている。
本庄直樹さん(58)が収穫中に見つけ、丁寧に抜いた。83キロ収穫した中で、変わった形は、この2本(計280グラム)だけ。
「土中の浅い所でからまっていた。比較的若い時に結ばれたのかな」と推測していた。
農家が多い同市では、毎年ユニークな形をした野菜が収穫されており、井戸端会議の話題をさらっている。