紅葉に夢中 園児が名所の古刹訪れ 3色鮮やか「拾うの楽しい」

2022.11.11
地域自然

「きれい」「拾うの楽しい」。紅葉狩りに夢中な園児たち=2022年11月11日午後零時11分、兵庫県丹波篠山市東本荘で

兵庫県丹波篠山市立かやのみ幼稚園の年長、年少組の園児27人が11日、通園区域内で、紅葉の名所として知られる洞光寺(同市東本荘)を訪れた。銀杏の匂いがほのかに漂う本堂周囲で、モミジやイチョウの葉を夢中に拾い集めたり、弁当を食べたりして、紅葉狩りを楽しんだ。

南北朝時代の1374年に創建されたと伝わる曹洞宗の古刹。多数あるモミジの老木は、日当たりの加減によって色づき方が違うという。イチョウとともに赤、黄、緑の3色の美しいコントラストが楽しめる。

年長組の女の子は「モミジもイチョウもきれい」と話し、年少組の女の子は「拾ったモミジは花束にして持って帰る」とはにかんでいた。

同寺によると、紅葉は今月下旬までは見られそう。

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