来年6月末で受け入れ停止 青少年教育施設「自然の家」 自然学校の利用減で

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来年6月末で利用受け入れ停止が決まった丹波少年自然の家。4―6月の利用受け付けが8日に始まる=兵庫県丹波市青垣町西芦田で

2023年度末で運営組合が解散する青少年教育施設「丹波少年自然の家」(兵庫県丹波市青垣町西芦田、古西敏也所長)が、来年6月末で利用者の受け入れを停止する。来年度の小学5年生の自然学校利用(宿泊を伴う)が同市の全校と、宝塚市の2校、川西市の1校に激減。自然学校がないまま長く施設を稼働させると経費がかさむのが理由。跡地利用、職員の処遇などは決まっていない。

利用者の大部分を占める小学5年生の自然学校は、今年度は75校が宿泊し、11月25日まで利用があった。ところが、同施設事務組合の解散が決まり、「次」を探す必要が生じ、県内の構成市町(西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、猪名川町、丹波市、丹波篠山市)のほとんどが、来年度から他の施設に移ることになった。

同施設によると、国立淡路青少年交流の家(南あわじ市)、県立嬉野台生涯教育センター(加東市)、県立奥猪名健康の郷(猪名川町)、三木ホースランドパーク(三木市)などが、代替施設になったという。

最終年度は、春から秋にかけて毎月開いていた、家族、グループ、青少年対象の交流事業も行なわない。6月末で受け入れを停止した後、年度末まで残務整理をする。

跡地の民間活用に向けた意見・提案募集が先月あったばかり。正規職員8人、施設管理員3人の処遇も未定。

同施設は1979年の開設。児童数の減った尼崎市が、同施設を使わなくても同市が所有する施設で自然学校が行えると組合脱退を表明。同市の脱退で、施設の管理運営費の負担が議論になり、構成市町の首長の考えがまとまらず、組合解散が決まった。山林を含め、敷地面積は約15ヘクタール。宿泊定員544人。

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