闇に輝く巨樹 近畿最大の”ビッグイエロー” 大イチョウを初ライトアップ

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闇に浮かびあがる「近畿のビッグイエロー」、常瀧寺の大イチョウ=兵庫県丹波市青垣町大名草で

兵庫県丹波市青垣町にあり、推定樹齢約1300年、樹高約30メートル、幹回りが11メートルもある県天然記念物「常瀧寺の大イチョウ」で初めての夜間ライトアップが行われ、闇の中に巨樹の幻想的な姿が浮かび上がった。見物客たちは、目の前を黄色に埋め尽くす、近畿地方最大の“ビッグイエロー”に見とれていた。

「3、2、1」のカウントダウンを繰り返すこと数度、まばゆい光に照らされ、黄金色に輝く巨樹が姿を現した。

妻の美帆さん(30)、9カ月の燈里君と登山した細見裕平さん(28)は、「すごく大きくて、すごくきれいな黄金色。感動した」。娘の羽瑠日さん(8)、愛稀さん(5)らと登った山本健太さん(43)は、「別世界のよう。すごい」と、口々に絶景に触れた喜びを口にした。

麓の愛菜館おなざでは、「見上げる会」があり、地元の足立伸一さん(73)と田口ますみさん(71)は、「『乳の木さん』(大イチョウ)の葉が散ったら雪が降ると伝わる。『そろそろ雪かな』と見上げるくらいで、しげしげ見ることはなかったけれど、ライトアップだと全く違う感じ。企画してくれた人に感謝ですね」とほほ笑んでいた。

主催の神楽地区自治振興会の目賀多茂理事長(68)は「地元自治会、檀家の協力があってこそ実現できた」と言い、寺総代代理の大西幸雄さん(74)は「一気に観光地の仲間入りで、ありがたい。一過性で終わらせないよう継続できたら。駐車場整備など、受け入れ体制を考えたい」と、感慨にひたっていた。

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