兵庫県丹波市立和田小学校(189人)でこのほど、コロナ禍で3年ぶりとなったマラソン記録会が行われた。発着地点の校庭や沿道には保護者らも大勢駆け付け、子どもたちに声援や拍手を送った。
低学年は約1・1キロ、中学年は約1・3キロ、高学年は約1・7キロのコースを、学年ごとに走った。ゴール前では、「最後まで頑張れー!」「タイムを上げよう!」などと、他学年の児童から熱い声援が飛んだ。
6年生の1位でゴールした植野遥仁君は「前回の3年生の時に悔しい思いをしたので、今年こそは全力で最後までやり切ろうと思って走った。応援はめっちゃ力になった」と笑顔を見せた。
記録会に向け、10月26日から15日間、朝マラソンも3年ぶりに実施。本番は「試走会よりもタイムを伸ばそう」を目標に臨んだ。
細見宏幸校長は「行事によって子どもたちの力が伸びていくことを実感しており、やって良かった。マラソンはやはり盛り上がる」と話していた。