兵庫県丹波篠山市内の全小、中学校で23日、2学期の終業式があった。児童、生徒たちは1月10日までの冬休みに心躍らせながら、規則正しい毎日を送ることを約束していた。
市立西紀南小学校(90人)では、新型コロナウイルス感染予防のため、体育館には集まらず、ビデオ会議システムを活用し、各学年の教室をオンラインでつないで終業式を行った。
近成真介校長(58)は、「今から渡す『あゆみ』(通知表)には、みんなの『やさしさ』『まじめさ』『すなおさ』があふれている」と伝えた。児童会役員はあらかじめ収録していた、規則正しい生活を呼び掛ける寸劇を披露した。
1年生の児童たちはドキドキした様子で担任から通知表を受け取った。男子児童の一人は冬休みに向け、「あやとびができるようになりたい。練習をがんばる。勉強もがんばる」と笑顔だった。