当たれ~! 話題の「モルック」児童が体験 戦略練り熱戦展開

2022.12.14
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夢中にモルックをプレーする児童たち。「当たれ~!」=2022年12月14日午後3時11分、兵庫県丹波篠山市日置で

兵庫県丹波篠山市立城東小学校4―6年生15人が14日、同校で、フィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」を体験した。老若男女問わずにプレーできるスポーツが秘める戦略の奥深さに触れ、熱戦を展開した。

1―12の数字が振り分けられた3・5メートル先の木製ピン(長さ22・5センチ)に、木製の棒を下手投げで当てて得点を競う。倒した本数や、ピンの数字に応じて得点が入り、先に50点ちょうどにしたチームが勝ち。

同市内を拠点に活動し、ニュースポーツの普及に取り組む有志サークル「チーム道」のメンバー4人が来校し、ルールを紹介。その後、児童たちが1チーム3人に分かれ、総当たりで試合を行った。

相手の得点を考慮し、複数本か、1本のみを狙うかを、チーム内で相談しながら、1人5回ずつピンを投じた。狙い通りにピンが倒れると、「ブラボー」と連呼しながら、ハイタッチをして喜び合っていた。

体験した児童は「初めてだったけれど、頭を使って楽しくできた。またやってみたい」と話していた。

お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんが世界大会に出場したことでも知られ、近年人気が高まっている。

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