兵庫県丹波市春日町鹿場の鹿場竹細工同好会による竹籠作りワークショップがこのほど、丹波の森公苑で開かれた。定員を上回る申し込みがあり、17人が参加。竹ひご30本を材料に、編み目が六角形をした「六つ目かご」(直径約28センチ)作りに挑戦した。
講師は、鹿場竹細工同好会指導員の中川篤朗さん(79)と畑康夫さん(88)、同好会の教室に2年間通っている宮崎浩人さん(60)=同市市島町=。竹の材料も同好会で準備した。
参加者らは、講師の手ほどきを受けながら、「難しい」と四苦八苦。午前中に仕上がる予定だったが、時間をオーバーして奮闘した。山南町の久下力さん(73)は「以前から竹細工に興味があり、参加した。完成したら干し芋用の籠に使いたい」と話していた。