初夏を迎え、カエルの大合唱が始まる中、兵庫県丹波篠山市内で珍しい水色のアマガエルが見つかった。通常は緑色だが、黄色の色素が先天的に欠けて水色になったとみられる。
見つけたのは小学4年生の児童2人。遊んでいる時に花壇の近くで見つけ、「何これ!珍しい」とその鮮やかな色に驚いたという。
ちょうど授業でグラフの学習をしていたことから、「ラフ」と名付けた。2人は、「元気に長生きしてほしい」と声を合わせていた。
突然変異の一種で、確率は10万分の1ともされており、目立つ色のため天敵に襲われやすく、大きく育つのは難しいという。