日本郵便株式会社近畿支社は、兵庫県丹波篠山市で今月22―24日に「第45回全国伝統的建造物群保存地区協議会」が開かれることを記念し、市内2つの重伝建地区をPRするフレーム切手(1120円、84円切手×5枚)を販売している。400部限定。同市内18局と日本郵便株式会社のウェブサイトで販売している。
市と地方創生に関する包括的連携協定を結んでいる18局が、市や市民などからの投げかけに応じて企画。「国選定重要伝統的建造物群保存地区 丹波篠山市 篠山 福住」のタイトルで、2地区の概要を紹介しているほか、市から提供された篠山城跡や両地区の商家町や武家町、宿場町、農村集落などの写真を使用して作成した。
17日には郵便局長らが市役所を訪れ、酒井隆明市長に切手を贈呈。丹南郵便局の藤原由美局長は、「地域の皆さんに喜んでいただき、(外の人にも)丹波篠山を知ってもらうきっかけになれば」と話していた。