新緑まぶしい稲が背伸びをし始めた兵庫県丹波篠山市。美しい草原のようになった田に降り立ったのは野鳥の「サギ」だ。
水田はカエルや虫、小魚などさまざまな生き物の宝庫。サギたちもゆったりと餌をついばんでいる。
6日は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」。稲などの穂が出る植物の種をまく時期で、梅雨らしく雨が多くなり始めるころとされる。
新緑の稲と白いサギのコントラストは「農村の初夏」ならでは色合いで、芒種にふさわしい、さわやかな、それでいてほっとする景色。と思いつつ、田の中を歩き回るサギに「稲を踏まないで」と視線を送っておいた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)