兵庫県丹波篠山市味間奥の水田に19日、コウノトリ4羽が飛来。近所の人々は青々とした稲をバックにあぜ道を歩き回ったり、田んぼに入って餌をついばむ姿に見入っていた。
足環で調べると、2羽は今年3月に京都府京丹後町で生まれた兄弟、1羽は昨年5月に同県豊岡市で生まれた雌。残る1羽は足環をつけておらず、県立コウノトリの郷公園によると、これまでに足環をつけていない6羽のうちの1羽か、国外から飛来した個体の可能性があるといい、珍しい個体だった。
近所の人々はその巨体に驚きながら、「大きいなぁ」「友だちと旅行中やろか」などと言いながら、スマートフォンでその姿を撮影。田の中に入り、もぐらたたきのようにピョコッと顔を出す姿に笑顔を浮かべていた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)