プロ・アマ不問の全国公募展「第35回丹波の森ウッドクラフト展(木のおもちゃ大賞展)」の展示が、兵庫県丹波市の丹波年輪の里で始まった。グランプリ(文部科学大臣賞)を受賞した神谷孝弘さん(埼玉県新座市)の、おもちゃの木の車がバク転などするアクション型木製玩具「MOKU―Model LET’S JUMP!」など73点が展示されている。24日まで。
昨年の60人67点の出展から、63人73点に微増。渋谷寿・名古屋女子大教授らが審査した。丹波地域から、大森栄司さん(54)の「しゅっぱ~つ!!」が優秀賞(丹波市議会議長賞)を受賞した。木のシーソーを傾けると、木で作った動物の頭部が音もなく坂を登っていく、ユニークな作品。
今回のテーマは「とぶ」。73点中23点がテーマ作品。今回新設した「親子で遊べる木のおもちゃ作品部門」は16点。学生からの出展23点の中から学生賞が選ばれた。
午前9時―午後5時。月曜休館。展示期間中、来場者による作品の人気投票を行う。人気投票で1位になった作品の投票者の中から1人に丹波の名産スイーツをプレゼント。同施設(0795・73・0725)。