兵庫県丹波市山南町で23、24の両日、都市部住民を対象に「丹波の秋」を体験するツアーが行われた。粒の大きさとまろやかな甘さに定評がある特産品「丹波栗」の収穫体験では、1粒50グラムを超える栗もあり、参加者を”びっ栗”させていた。
同市観光協会が主催したモニターツアー。収穫体験は、丹波の味覚を使ったスイーツ店を各地で展開する「中島大祥堂」の直営栗園で行われ、阪神間から22人が参加した。
いがぐりを靴で踏み、中の栗を押し出してから火ばさみでつかんだ。夢中になって収穫していた男の子は、「めっちゃ落ちてる」「でっかい」などと歓声をあげながら、秋の味覚を拾い上げていた。