山の芋の収穫作業にいそしむ井貝さん=兵庫県丹波篠山市倉本で
兵庫県丹波篠山市内で、特産の山の芋の収穫が本格化している。11月下旬まで続く。同市の栽培面積は約21・6ヘクタール、栽培人数は426人。同市産の山の芋は特に粘りが強いとされ、合格祈願に購入する受験生もいる。
JA丹波ささやま山の芋部会の井貝敏夫部会長(70)=倉本=は「今年は雨が降らず過酷なシーズンだったが、水分管理に気を付け、まずまずの出来になった」と話す。約800キロの収量を見込み、うち180キロは種芋用にするという。