「すごーい」 老人クラブが児童と交流 けん玉やおはじき楽しむ

2024.02.08
地域注目

老人クラブの会員とけん玉を楽しむ児童たち=兵庫県丹波篠山市黒田で

兵庫県丹波篠山市立西紀南小学校の1年生(12人)が、同校で市老人クラブ連合会西紀支部寿クラブの会員と昔遊びで交流した。児童たちは初めての遊びに夢中になっていた。

お手玉、おはじき、こま回し、けん玉、ヨーヨー、羽根つきの6種類をそれぞれ楽しんだ。「うさぎとかめ」を歌いながらお手玉をしたり、打った回数を数えながら羽根つきをしたりした。会員がお手玉を高く上げたり、けん玉を何回も成功させたりすると、児童たちは「すごーい」と感心していた。

児童たちは、おはじきをたくさん集めて「大金持ちやー」、黄色のおはじきを集めて「バナナ色むっちゃ取った」などと喜んでいた。

児童は、「ヨーヨーはひざを使ったらうまくいった。最高は11回。昔遊びは全部楽しかった」と笑顔。同クラブの男性は、「自分の大切なこまやベッタン(めんこ)を持って友人の家に遊びに行ったことなどを思い出した。子どもたちへの説明が難しかったが、楽しそうでなにより」と目を細めていた。

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