兵庫県丹波篠山市の国指定史跡・篠山城跡周辺が花見のシーズンを迎え、「丹波篠山さくらまつり」(同実行委員会主催)が開幕した。見頃が期待される6、7日を中心にサクラにちなんだ「食」のイベントや写真コンテスト、演奏会など多彩な催しを開く。
◆24店で限定商品「味まつり」 牛の丸焼きも”復活”
食のイベントは、丹波篠山市観光協会の会員24店で期間限定商品を販売する「さくら・バリュー・イーツ」(―4月7日)と、田園交響ホール西駐車場(丹波篠山市北新町)に約20の飲食ブースが並ぶ「丹波ささやま春の味まつり」(6・7日午前10時―午後4時)を開催。会員店や飲食ブースで購入すると、福引券を1人1枚配布する。味まつり会場で福引きでき、約200点の景品を用意している。
さくら・バリュー・イーツは、さくら餅や花だんご、花見弁当、さくら餅プリンなど、サクラにちなんだ和洋菓子や弁当などを販売。店によって提供日が異なる。
味まつりのブースでは、和洋菓子や花見弁当、カレー、地酒、丹波焼、タコライス、焼き芋などのほか、4年半ぶりに丹波篠山牛の丸焼きが復活する。
◆「国際博1年前だヨ!」 太鼓や民謡、コンサートも
丹波篠山市は6日午前10時―午後3時、田園交響ホール前で「丹波篠山国際博1年前だヨ!全員集合」を開催する。
午前10時と午後1時に丹波篠山太鼓・鼓篠組の泉水雄太さんが大太鼓を演奏。10時5分と1時5分に兵庫県丹波篠山デカンショ節保存会によるデカンショ踊り、10時半と1時半に県多紀’sによる城下町コンサートが開かれる。11時と2時から、丹波篠山市いずみ会が焼き餅計500個を振る舞う。
また、市は4月上旬(土、日曜含む)まで、「お花見市長室」と題して、市役所市長室を午前10時―午後4時に開放している。事前申し込み不要。入室時間は10分程度。
◆「インスタ」のフォトコン テーマは「春」
「丹波ささやまの春」をテーマにした「インスタグラムフォトコンテスト」を、4月26日まで開催。写真の投稿を呼びかけている。
「丹波篠山市観光協会公式アカウント」をフォローし、「#丹波篠山さくらまつり写真」「#春の丹波篠山」の2つのハッシュタグを付けて写真を投稿する。5人にプレゼントを贈呈する。
さくら・バリュー・イーツの提供店やメニュー、提供日、味まつりの出店者などの詳細は、同市公式観光サイトに掲載している。