兵庫県丹波市内の全20小学校で9日、入学式があった。計452人の新入生が、華やかな衣装に身を包んで式に臨み、これから始まる学校生活への期待に胸を膨らませた。
船城小学校は、市内で2番目に少ない6人が入学。在校生や保護者らが見守る中、6年生と手をつなぎ、在校生がつくった花飾りのアーチを通って体育館に入場した。一人ずつ名前が読み上げられると、堂々と、「はい」と返事をした。
足立正徳校長は式辞で「誰とでも仲良くなる魔法は、笑顔であいさつすること。人を大切にする魔法は、話をしている人の方を向いて、目でお話を聞くこと。2つの魔法を使って、たくさんのお友達をつくって」と語りかけた。
在校生代表の児童は「入学してくれてワクワクした気持ちでいっぱい。困ったことや分からないことがあったら何でも聞いて」と伝えた。
新入生の男の子は「入学式はドキドキした。みんなでサッカーをするのが楽しみ」とはにかんだ。