兵庫県丹波篠山市宮田出身で、吉本新喜劇で活躍する森田まりこさん(43)と、夫で同じく座員の清水啓之さん(40)が主演する「まりこ・ひろゆきの春のフーフー新喜劇」が、14日午後7時半から大阪市のなんばグランド花月(NGK)で開かれる。笑いの殿堂で夫婦初のイベント。新喜劇おなじみの豪華共演陣と共に爆笑の渦を巻き起こす。テレビ番組のロケで丹波篠山を訪れた二人に、本番への意気込みを聞いた。
―夫婦でNGK主演はどのような経緯で?
二人 昨年、NGKの地下にあるイエスシアターというところで夫婦公演をさせていただき、おかげさまで満席だったこともあって、NGKでやらせていただくことになりました。
森田 ちなみに4月3日が結婚記念日で丸3年。結婚4年目に突入して最初の大きなイベントです!
―どのような内容の舞台に?
森田 啓之君に恋をする私の奮闘を周りの人に応援してもらうといった内容です。現実でも私が追いかけてますからね。最近は私よりも誰かとご飯を食べに行く方が好きみたいですけど。
清水 趣味があまりないので、後輩たちと食事することでストレス解消にしています。ちなみに男性とですよ!
―ストレスは夫婦生活による?
清水 まあ…そうですね。
森田 なんやねん、言うてみいや!
清水 そういうとこや! 新喜劇やロケ、プライベートと24時間一緒にいることが多くなっているので、しんどいですよ。へばりついてきますしね。
―それはさておき、舞台の見どころは?
森田 私はもう自由に、はちゃめちゃに頑張るまりこです。そして、啓之君がかっこよくやり切れるかを見てほしいです。とにかく笑っていただきたい。満員御礼で絶対成功させたい。そのためにも全力で頑張りたい!
清水 先輩たちとのからみがあるので、自分のスキルアップにもなるかなと。普段はだらしない、頼りない人なので、いつもと違う姿を見せたいですね。結局は変わらないと思いますが。
―豪華共演陣との舞台に
清水 小さい頃から画面で見ていた先輩たちと共に自分がメインとなったイベントでできるというのはとても楽しみで光栄なことです。
―内場勝則さん、未知やすえさんご夫婦も出演されますね
二人 お互い活躍されている憧れの大先輩ご夫婦。あんな夫婦になれたらと思うけれど、難しい道だなと。私たちが夫婦と知らない人も多いので、知っていただいて、夫婦共に応援していただけたらと思います。
―ちなみに互いのどんなところが好きですか?
清水 感情豊かなところですかね。こういうところで泣くかと。動物の出産シーンとか。心優しいのかなと。
森田 私はまったく合わへんところかも。干渉してこないので楽かもしれません。あと、洗濯とごみ出しをしてくれるところ。
―丹波篠山の印象はどうですか?
清水 僕は結婚のあいさつ以来です。神戸市出身ですが、自然豊かでゆっくり時間が流れていて、食べ物がおいしい。のどかで住みやすい所だと思います。
森田 でしょ! 黒豆、猪肉、松茸、水、空気。全部おいしい。空が広く感じるし、鳥の鳴き声がめっちゃ聞こえる。ほんま良い所です。啓之君は森田家がにぎやか過ぎて少し怖気づいていると思います。
―丹波の人々にメッセージを
森田 ちょっと気恥ずかしいけれど、ぎゅうぎゅうに私たちの長所を詰め込んでいるので、ぜひ見に来てほしい。そして、いつか(丹波篠山市にある田園交響ホールで)「フーフー新喜劇in田園交響ホール」を夢見ています! よろしくお願いします。
チケットは前売り、当日とも3000円。FANYチケットや近隣のファミリーマートで。
2人が丹波篠山市内を訪れた様子は、11日午後3時40分から朝日放送「newsおかえり」内の「いっとこ Fu!Fu!」で放送予定。