往年の名車ずらり 超小型車が注目浴びる クラシックカーフェス

2024.04.13
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注目を集めた、1962年製の前面から乗車する「トロージャン」(手前)と「イセッタ」=兵庫県丹波篠山市下板井で

兵庫県丹波篠山市で「中兵庫クラシックカーフェスティバル」が開かれ、往年の名車約50台、バイク15台が一堂にそろい、ファンの注目を集めていた。

特に、いずれも1962年製で、前面から乗車する超小型車のハインケル社「トロージャン」とBMW社「イセッタ」が注目を集めた。トロージャンのオーナー、村田享さん(京都市)は「ミニマリスト(必要最低限のもので暮らすライフスタイル)になろうと思って購入した。整備は大変だが、あばたもえくぼですよ」と笑顔だった。

初めて参加した大村さん親子と、愛車の「フェアレディZ」

1971年製の「フェアレディZ」を約40年間所有している大村吉樹さん(66)は、息子の謙介さん(29)と参加。「いろいろな車の話が聞けて楽しい」と交流を楽しんでいた。

中兵庫クラシックカークラブ(前田茂会長)の主催。次回は10月に同県丹波市春日庁舎駐車場で開催。今後、春は黒豆の館で定期開催する予定。福田哲雄・副会長は「車を通じてたくさんの方がコミュニケーションを図れて良かった」と話していた。

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