兵庫県丹波市で、田植えシーズンが到来し、ゴールデンウイークは、あちこちの水田で田植えが行われている。晴天に恵まれた3日は、帰省した人や子どもたちも参加し、家族でにぎやかに田んぼに集まる姿も見られた。
同市柏原町の小西利明さん(59)宅は3日、今年の田植えのスタートを切った。2町(約200アール)で米を作っており、3―5日の3日間で約半分の田植えを終える予定という。初日は息子の一愛(かずさね)さん(25)が帰省し、父と交代しながら田植え機を運転。母のあゆみさん(59)は「天候とにらめっこしながら準備してきました。子どもたちが手伝ってくれ、本当に助かります」と笑顔。昼食は手製のおにぎりでひと息つき、一愛さんは「自然いっぱいの中で体を動かせるので、農業は楽しいですね」とほほ笑んでいた。