兵庫県丹波篠山市の石田和昌さん(80)の黒豆畑に、バレーボールほどもある巨大な白い物体が現れた。下部には切れ込みが入っており、まるで白い「おしり」のよう。
正体はキノコの「オニフスベ」とみられ、12日午前時点で、直径約30センチに成長している。夏から秋にかけて発生し、毒はない。ある程度の大きさになると破裂して周囲に胞子をまく。
「これまでにも小さなものは見たことがあったけど、こんなに大きくなったものは80年間生きてきて初めて見た」と目を丸くする石田さん。「確かにおしりに見えるかも。どかすのもかわいそうなので、この後どうなっていくか見守ってやりたい」と笑っている。