兵庫県丹波篠山市出身で、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの中森俊介投手(22)が12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた交流戦、横浜DeNAベイスターズ戦で、今季初先発した。序盤から粘りの投球を見せ、5回3分の2を投げて2失点。勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りたが、後続の投手が逆転を許し、チームは3―13で大敗を喫した。
一、二回は、一人の走者も許さない完璧な立ち上がり。三回は2死から一、二塁のピンチを迎えるも、2番打者をファーストフライに打ち取った。四回は連打を許し、1失点を喫した。
五回は内野安打や自身のエラーで1死一、二塁となったが、後続の打者を2者連続で外野フライに抑え、無失点で切り抜けた。
3―1で迎えた六回、2人の打者に四球を与えて2死一、二塁となり、左打者で8番のルーキー、度会隆輝選手を迎えたところで、左腕の坂本光士郎投手にスイッチした。中森投手は102球を投げて、被安打4、奪三振4、与四死球3だった。
その後、中継ぎが打ち込まれ、チームは3連敗。中森投手は勝ち星こそつかなかったが、今後の先発ローテーション入りに期待が持てる内容となった。