自身3作目のミステリー小説 作家・瞬那さん出版 1作目で活躍の探偵再登場

2024.06.04
丹波市地域注目

自身3作目となるミステリー小説「残された命の証し」を手にする瞬那さん=兵庫県丹波市春日町黒井で

兵庫県丹波市のミステリー小説作家、瞬那浩人さん(63)が、自身3作目となる著書「残された命の証し」をヒーロー出版から出した。1作目「下弦の月に消えた女」で活躍した探偵が、読者の声に応えて再登場。全国各地で発生する猟奇的な事件の真相に迫る。製本版、電子版共にアマゾンで購入できる。

東京や長野、兵庫などで一家惨殺事件が発生。しかし、決まって幼い子どもだけが生き残る。主人公の私立探偵、竜崎隼が、若手のフリージャーナリストと共に事件解決へ奔走。最新の電子工学技術が解決の鍵を握る。

約350ページの長編小説。およそ1年がかりで執筆した。瞬那さんは「一つの謎が解決されたと思いきや、どんでん返しがあり、新しい不思議な謎が提示されていく。息をつけない展開」とアピールする。

「登場させたいトリックありきで考える。そのトリックをうまく物語に落とし込み、つじつまが合うよう、緻密に人間ドラマを肉付けしていく」のが執筆スタイルという。

製本版は1870円、電子版は1100円。

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