アイガモ「かわいい!」 児童が水田の”働き者”見学 一人ずつ触れ「ふわふわ」

2024.07.19
丹波市地域自然

 兵庫県丹波市柏原町柏原で農薬を使わないアイガモ農法を約15年実践している長尾諭さん(76)の水田を、近くの同市立崇広(そうこう)小学校の1年生60人が16日、見学に訪れた。”働き者”のアイガモに一人ずつ優しく触れ、「かわいい」と声を上げていた。

長尾さんが「かわいいアイガモを見て喜んでもらいたい」と、同校に見学を持ちかけた。5年前に崇広幼稚園が閉園するまでは毎年、同園児が訪れていた。

長尾さんは雑草などを食べて成長することを紹介し、「好き嫌いがない」と表現。フンが肥料になることも教えた。児童たちはアイガモに触れながら、水かきや色鮮やかな羽などを間近でじっくりと観察した。

男子児童の一人は「アイガモは初めて見た。触ってみるとふわふわだった」とはにかんだ。

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