兵庫県丹波篠山市畑地区の瀬利子ども会が、公民館で「何でも流しそうめん」を開いた。親子約20人が参加。地域で切り出した竹で、ウインナーやゼリーなど、”何でも流れてくる”そうめん流しを楽しんでいた。
同地区で今年3月まで地域おこし協力隊を務めていた阪下竜喜さんの指導で竹樋と器を作り、子どもたちはのこぎりで竹を切ったり、紙やすりで器を滑らかに仕上げた。
自分たちが作った器を片手に、流れてくるそうめんを必死にすくう子どもたち。器をそうめんでいっぱいにしながらも、次のそうめんにも狙いを定め、つを付けずに直接すする子どももいた。
そうめんがひと通り流れ終えると、チーズやウインナー、ミカン、一口サイズのアイスクリームなど変わり種の食材が流れてきて、盛り上がった。
参加した男の子は「竹の器はきれいにできた。そうめんはちゅるちゅるしておいしかった」と笑顔で話していた。