兵庫県丹波篠山市下原山の西村なおみさん(63)が丹精してきたユリ、八重咲きカサブランカが、1本の茎から28個ものつぼみを付け、続々と花を咲かせては花束のようになっている。
茎が帯状に扁平し、通常よりも多くの花を付ける現象「帯化」とみられる。
カサブランカなどのユリが大好きで、5年ほど前からさまざまな種類を栽培してきたが、帯化現象が起きたのは初めてという西村さん。「びっくりした」と目を丸くしつつ、「いつもなら1本で7輪ほど咲くので、4倍楽しめてうれしい。来年も同じようになったらラッキーですね」と笑顔で話している。