丹波市は、65歳以上の高齢者らを対象とした新型コロナウイルスワクチンの定期接種を、秋以降に始める方針を示した。接種回数は1回で、国、市の助成により自己負担額は2100円。定期接種の対象でない人は「任意接種」となり、国、市の助成はない(自己負担額は、医療機関によって異なる)。
昨年度で特例臨時接種が終了し、今年度から高齢者インフルエンザと同様の定期接種に切り替わった。
定期接種は、65歳以上の高齢者と、60―64歳で心臓や腎臓、呼吸器機能に障がいがあったり、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障がいで身障手帳1級を有したりする人が対象。接種勧奨や努力義務はない。
これまでのように接種券は送付せず、予防接種カードを使用し、市内医療機関で個別接種する。接種期間は、市と市医師会が10月―来年3月の中で調整している。
市(健康課0795・88・5750)は接種開始日が決まり次第、広報誌やホームページなどで知らせる。