丹波市のファンづくり
10月19日、丹波年輪の里で開かれる「ティラノサウルスレースin丹波竜の里2024」の実行委員長を務める。初めて開催した昨年に続いての大役。「事務局をしてもらっている年輪の里の職員さんをはじめ、実行委員会構成団体のみなさんの協力があってこそ、です」と感謝する。
丹波青年会議所の一員。一昨年の秋、同会議所内の「丹波のファンづくり委員会」の委員長を拝命することが決まった時、浮かんだのがアメリカ発祥のティラノサウルスレースだった。『日本でも各地でレースが行われているのに、丹波竜が見つかった丹波市でなぜやっていないのか。催せば、丹波市のファンづくりにつながるはず』と思った。年が明け、県民局、丹波市、市教育委員会などを回り、思いを伝えるとともに協力をお願いした。「青年会議所の主催でするつもりだったのが、関係機関と話をしているうちに、どんどんレースの規模が大きくなり、実行委員会を立ち上げることになって」とほほ笑む。
昨年のレースでは150人を募集。受付開始から1日で定員に達した。京阪神をはじめ関東や四国からの参加もあった。レース以外にイベントやアトラクションがあり、コメや黒枝豆など地元特産物の豪華賞品も用意した。「各地のレースに参加している愛好家から『運営がスムーズで行き届き、完成度が高い』とほめていただきました」。今年は定員を250人に拡大。中学生から成人の部は男女ともに受付開始から12分で定員に達した。
「官民一体となったイベント。丹波市のファンづくりに貢献していると思います」。35歳。