朝晩の気温が下がり、秋を感じられるようになった兵庫県丹波篠山市内では、早朝から柿の木に野鳥たちが群がり、にぎやかな鳴き声を上げながら”朝ごはん”を堪能している。
「ヒイッヒイッ」と鳴き声を上げながら柿の木にやってきたのはヒヨドリ。くちばしを器用に使って柿の実をかじっては一心不乱に秋の味覚を堪能している。
ヒヨドリが去ると続いてムクドリが登場。その後にはスズメがやってきて同じ実を味わっていく。
小さな鳥たちが柿を頬張る姿は愛らしくもあるが、辺りに食べかすを散乱させたり、フンを落としていく。また、収穫されずに放置された柿はサルやクマなどを里に引き寄せることにもつながる懸念もある。
何とも言えない気分になりながらも、「あーん」と大口を開ける鳥たちの姿にシャッターを切った。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)