ビー玉どこへ転がる!? 巨大な遊び場 木工作家が制作

2024.10.18
ニュース丹波篠山市地域地域

高さ2・3メートルもある巨大なビー玉転がし「マーブルラン」=兵庫県丹波篠山市二階町で

木工・オーダー家具製作などを手がける「ナチュラルバックヤード」社を営む足立伸也さんが、大型のビー球転がし「マーブルラン」を制作した。同社「雑貨店&体験スペース」(兵庫県丹波篠山市二階町)で遊べる。横、奥行きとも約1・8メートル、高さ約2・3メートル。ビー玉が転がるコースは70以上。「マーブルランの遊び場」を担当する妻の留美子さんは「ビー玉の大きさや重さ、スピードなどでさまざまなコースに振り分けられる」と言い、どこに向かうのか想像がつかない仕掛けになっている。

 

木工作家ならではの仕掛けが詰まっている

ビー玉をさまざまな所から入れられ、いろいろな仕掛けが詰まったコースを転がっていく。例えば、あえてくぼみを作り、ビー玉がいったん止まるようにし、次に来たビー玉と当たるようにしていたり、下からハンドルを回してリフトでビー玉を上げる装置を設けたり、電動で回転する輪の側面にビー玉がはまったりと、木工作家ならではの技と工夫が散りばめられている。ゴールで変わった音が出るよう、金属製の古農具も置いた。

ミニ展望台からビー玉を流すコースも

これまでに開いてきた「ピタゴラスイッチ」作りのワークショップの際に出来た作品をコースに加えたほか、息子で篠山産業高校3年生の大和さん考案のピラミッド型の仕掛け、ワークショップの参加者から希望があったビー玉を一気に大量に流すコースなど、さまざまなアイデアが詰まる。

また、約2メートルの高さから全体を見渡せる「ミニ展望台」や、レゴで簡単なマーブルランを作るスペースもある。

篠山チルドレンズミュージアム(同市小田中)やガレージゲストハウスSatoyama(同市園田分)で大型木製遊具を手掛けてきた足立さんが「やりたいことを思いのままに詰め込んだ」遊び場に仕上げた。

60分、1組2000円(4人まで、2歳以下は無料)。一度に1面ずつ4組まで遊べる。平日(午前11時―午後5時)は完全予約制。土、日曜、祝日(午前10時―)は予約優先。場所は二階町89―1。店裏に駐車場(3台)がある。

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