兵庫県丹波篠山市河原町の鳳凰会館で気鋭の作家たちによる作品展「工藝の神無月」が開かれている。丹波地域の5人をはじめとする計9人の作家が手仕事の温かみが感じられる多彩な作品約300点を展示している。向かいの丹波古陶館(中西薫館長)の主催。14日まで。入場無料。
10回目の節目の開催。2014年の本展立ち上げに関わり、現在も丹波篠山市内で活動を続けている、木工芸作家の野澤裕樹さん(大山上)、陶芸作家の平山元康さん(大谷)、いす作家の小島優さん(大沢)の作品のほか、招待作家として、大橋力さん(いす・高坂)、イラズムス千尋さん(染織・丹波市春日町鹿場)、中村紀子さん(同・神戸市)、中嶋美香子さん(型染・福知山市)、河井一喜さん(陶芸・大津市)、深田緑葉さん(磁器・京都市)の作品も展示している。
手に取ることや、購入することもできる。開場は午前10時半―午後5時。
14日午前11時半から、招待作家によるギャラリートークがある。